2018/09/03
こんばんは。最近、雑談ブログ化してますね、すみません。なんだかバタバタしていて、haineの新商品の製作が滞っております。が、しかし時間は作るものですね。そうなんですよね。そう思って、ずっと行きたかった『
縄文展』に最終日の今日、やっと行けました。
縄文展は、上野にある東京国立博物館で7月3日~9月2日まで行われていて、
縄文時代の
土器や
土偶が展示されておりました。
まず、博物館に行く前に、
DiscoverJapanで予習しました。この表紙の
土偶さんも、もちろん展示されておりました。
私は、歴史がすごく好きなわけでもなく、特に博物館に大人になって行くなんて、思ってもいませんでした。学校の課外授業で行かされていた時と、自分でお金を払って観るのとでは、全く違いますね。終始、
土器にドキドキしてました。え?
縄文時代に興味を持ったのは、2年くらい前です。都市伝説とかオカルト話が好きで、
青森には、天狗がいたとか、ピラミッドがあるとか、古代イスラエル人が
青森に辿り着いて、実は日本人とユダヤ人(古代イスラエル人)は共通の祖先を持つという説の日ユ同祖論とか。
青森県って神秘的な県だなーと思っていました。恐山もありますし。ちょうどその頃、アニメ『シャーマンキング』にハマッていて(オパチョ見たさに見返したら、どっぷりハマッてしまった)恐山アンナ好きとしても、やっぱり
青森がすごく魅力的な県でした。
青森と言えば、三内丸山遺跡ですよね。大型掘立柱建物を人間の手で作ったんだーすごいなー。
縄文時代って戦争もなく平和に1万年も続いたんだー素敵だなー。この頃から、骨で針を作って麻で出来た糸で服を作っていたんだー。
えっっ!!縄文人様、ハイスペックや過ぎませんかっっ!!!!
てなわけで、どんどん縄文時代&縄文人に興味津々になって行きました。
本日、最終日でしたので午前中は50分待ちでした。
この写真の
土偶や
土器は国宝です。国宝を実際まじまじ見て思ったのですが、約1万年後、自分が作った
土偶が国の宝になるとは思いもしなかっただろうなーと。と言いますか、まさか残っているわけないだろー!!と思いますよね。すごいですよね、こうしてタイムスリップしたみたいに、綺麗に残っているのだから。
印象的だったのが、『縄文ポシェット』
これは、5mmほどの樹皮を編んで作ったポシェットで、その中にクルミの皮が入っていたみたいで、それも展示してありました。縄文時代中期のものなので、約5500年前のクルミの皮。真っ黒くなっていたけど、ちゃんと形は残っておりました。すごいな。
縄文人の女性はお洒落で、ピアスや腕輪なども展示してありました。ピアスって言っても、拡張するタイプで、見た感じ直径5cm以上で、厚みも2cmはあると思われる土で出来た円のピアスを嵌めていたみたいです。縄文人って、健康な歯を抜いたり、耳拡張したり、刺青入れたり、がっつり人体改造してたんだなーと思って、映画『蛇にピアス』を思い出しました(笑)
色々、面白い
土器もあり、なんでこのデザインにしたの!?と思うような個性が強めでした。縄文時代の時の、外国の文明も紹介してましたが、割とシンプルなものが多く、
土器に色をつけているのはあっても、縄で模様をつけたり、火焔型
土器のようなダイナミックな造形はありませんでした。
こちらは、写真OKだった土器です。
このデザイン考えた人、天才かよー。よく分からないのですが、縄文人って皆さんが、土器とか
土偶を作っていたんですかね。一部のハイスペッククリエーターが国宝を生み出していたのですか?でも、学校も会社もないし、もう作る事が生きる道みたいな感じですよね、きっと。そういう職人気質が日本人のDNAに組み込まれているのかな。
今回、沢山展示を見て、ますます三内丸山遺跡に行きたくなりました。体験学習で、
土偶が作れるそうです。何だか、
廃油石鹸の時の二の舞になりそうですが。
雪が降る前にでも行きたいです。