2018/06/28
コーデュラリュック本縫い制作中
こんばんは。じめじめとした梅雨の時期、如何お過ごしでしょうか。もうすでに関東は梅雨が明けたような暑さです。夏はすぐそこですね。今年は、『平成最後の夏』と聞けば、急に海にでも行っておこうかな~という気になります。気になるだけです。8月に行われるデザインフェスタを『平成最後の夏』の良き思い出になるように頑張るのみです。
裁断する前の生地です。

最初、ナ●カの地上絵みたいだなーと思いましたが、ググッてみたらそうでもなかったです。
綿の生地なら、配置したパターン(型紙)をピンで留めるやり方が主流だと思いますが、このナイロンの生地にピンを使いたくなかったので、チャコペンで印つけをしました。このチャコペンは、シャーペンタイプなので、線が太くなり過ぎないのと、水で消えるので、すごく便利です。洋裁をされる方におすすめです。
まだ一部しかできてませんが、パーツ事に縫い進めております。
手前のファスナーがちょろっと見えているのが、本体の前ポケットになるパーツです。セカンドサンプルとの違いは、ポケット周りに芯を入れてパイピングしてあります。
パイピングとは、矢印の周りを縁取っている部分の事です。パイピングする事によって、ポケットの形状を安定させられるので、型崩れしにくいです。
あと、持ち手も変更しました。
前回は、表地だけで持ち手を作っていましたが、今回は表地と背中部分に使っているメッシュの生地と、中にクッション材が入っていますので、持ちやすくなっています。
今回はこんな感じです。
まだ縫っていないパーツで、一部変更がありますので、また作りましたら記事にします。
最後に、
裏地のポケットを縫っているのですが、
左から、A7サイズのメモ帳が入るスペースと、3本それぞれペンが入るくらいのスペースのポケットがあります。
!?
お気づきでしょうか。裏側には田植えがちらほら
縫い目はほつれないように最初と最後は返し縫いをするのですが、さらに裏で糸を結んでいます。特にペンを出し入れするようなポケットにしたので、その度に徐々に糸がほつれて行く事を避けたかったので、このようにしています。
しかし、何と言っても時間がかかる(笑)このやり方ではなく、強度があって手間がそれ程ない方法を思い付いたら、そっちに変更するかもです。。今回はこれで行きます。
モード系の某ハイブランドさんでは、返し縫はせず、最後の糸の始末は手作業でやっている話を聞いた事があったのと、去年エルメスのバッグ職人の製作過程を見学した時に、やはり最後は手作業で裏で結んでいたので、意識はハイブランド!の気持ちでやってますが、まあーなかなか価格と作業時間と原価の狭間で揺れております。
それでも良い商品を作りたい。それだけですね。何個も作って日々研究して行けば、効率の良いやり方も分かっていくのだろうなと思います。
また完成しましたらお知らせします。
長々と読んで下さいまして、ありがとうございました。
haine
ホームページ https://www.haine.jp